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この記事を書いたのは
Miku
日本語教師養成課程で資格を取得し、日本語の指導歴は7年目。
学生時代はイギリスへの交換留学の経験もあり、卒業後は日本語教師として働きながら、フランスでワーキングホリデー留学と語学留学を経験。
現在はマルタ島在住で主にフリーランスで活動する傍ら、「日本語教師ナビ」のライターを務める。
「日本語教師に転職したいんだけど、どういうステップで進めればいいんだろう」
これから日本語教師に転職をしようと考えている方で、このように悩んでいる方がいるかもしれません。
今回はそのような方のために、日本語教師に転職するまでの手順についてまとめてみました。
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近年では、国内を中心に日本語教師が不足している現状があり、売り手市場となっています。
2022年度のデータでは、日本語学習者約21万人に対して、日本語教師は約4万人程度にとどまっています。
また、2019年に当時の目標であった留学生30万人を達成したことから、政府は2033年までに留学生40万人を目指すという新たな目標を掲げています。
そのため、今後も日本語教師の転職市場は、転職希望者へ有利な状況となっていくと考えられています。
日本語教師の求人に関する詳細は、『日本語教師の求人状況は?』で解説しています。
参考:文化庁「令和4年度日本語教育実態調査 国内の日本語教育の概要」、文部科学省「日本語教育関係 参考データ集」
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それでは、多くの転職者が日本語教師への転職を考えるきっかけについて見てみましょう。
日本語教師への転職を考えるきっかけとしてよくあるのが、キャリアアップのためという前向きなものです。
長期的なキャリアプランを考えた時に、就職先の選択肢を増やしたい、ずっとやってみかった日本語教師という仕事に挑戦してみたい、もっと大規模な日本語学校で経験を積みたいなど、さまざまな理由で日本語教師の転職を考えるケースがあります。
日本語教師への転職を考えるきっかけとして意外と多いのが、働いていた職場環境が合わなかったというものです。
例えば、職場での人間関係や業務内容、社風、勤務時間などが自分に合わず、環境を大きく変えたいと転職について色々と調べていた所、日本語教師という仕事に興味を持ったという方もいます。
また、すでに日本語教師として働いている場合でも、その日本語学校の校風が合わなかったり、主任との人間関係がよくなかったりして、別の日本語学校へ転職を考えるケースもよくあります。
よりよい待遇を求めて、日本語教師への転職を考えるようになったというケースも多いです。
給与が安いといわれる日本語教師ですが、日本語教師不足が深刻になっている都市部などでは、時給を上げる日本語学校が増えており、転職を考えやすくなっています。
また、非常勤講師から常勤講師へ転職するだけで年収が倍になったという事例もあるので、日本語教師から日本語教師への転職を希望する人もたくさんいます。
給与面だけでなく、勤務時間や福利厚生などが今の仕事よりもいいという理由で、日本語教師への転職を考える人もいるでしょう。
こちらでは、日本語教師への転職という選択肢には具体的にどのようなものがあるのかを説明します。
日本語教師への転職としてよくあるパターンが、一般企業の会社員など日本語教師とは全く関係のない異業種から転職するというものです。
日本語教師へ転職する場合、日本語を教えた経験があった方がいいのでは、と心配する方もいますが、ビジネス会話の授業では異業種での経験が意外と高く評価されます。
特にこれから日本で仕事をしようと考えている学習者にとっては、会社でのビジネスマナーなど、気になることはたくさんあるでしょう。
ただし、転職先の日本語学校によっては、教師経験がないと非常勤講師からのスタートになるケースがあります。
日本語教師から日本語教師への転職でよくあるのが、非常勤講師から常勤講師へキャリアアップをするものです。
前述したように、非常勤講師は特に給与面で常勤講師と大きな差があり、生活していけるだけの十分な稼ぎを得られないケースが多いです。
しかしながら、非常勤講師としての経験があれば、常勤講師として内定をもらえる可能性は高く、よりよい待遇を受けられるチャンスがあるでしょう。
日本語教師という仕事は任期が設けられている場合もあるため、他の日本語学校への転職を考えている現役日本語教師は意外と多いかもしれません。
他の日本語学校へ転職する場合は、国内で他の日本語学校へ転職するパターン、国内から海外の日本語学校へ転職するパターン、海外から国内の日本語学校へ転職するパターンなどが考えられるでしょう。
冒頭でも触れたように、近年では国内を中心に日本語教師が不足しているので、非常勤・常勤にこだわらなければ比較的スムーズに転職ができるはずです。
新しい働き方として、近年注目されているフリーランスの日本語教師に転職するという選択肢もあります。
フリーランスの日本語教師は、日本語学校などの教育機関に所属せず、独立して個人で集客をして日本語を教えます。
私は海外の日本語学校の日本語教師から、フリーランスのオンライン日本語教師へと転職しましたが、授業スタイルや使用教材、勤務時間などさまざまな面での自由度が高くなり、仕事に対する幸福度が上がったので、転職してよかったと思っています。
フリーランスの日本語教師については、『フリーランス日本語教師の収入はどのくらい?』をご覧ください。
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以下に、日本語教師に転職するまでの手順をまとめるので、ぜひ参考にしてみてください。
日本語教師の転職活動を始める前に、まずは自己分析をしっかりとしておきましょう。
自分に合っている日本語学校を見極めるためにも、現在持っているスキルや経験、得意・苦手な業務、長所・短所などを洗い出し、日本語教師としてそれらをどのように活かせるのかを考えてみてください。
日本語教師が未経験という方は、こちらの記事『日本語教師に向いている人11選!』を参考にしてみるのもいいでしょう。
日本語教師への転職を決めたきっかけが、職場環境が合わなかったなどのネガティブな理由である場合は、過去・現在の職場にどのような不満があるのか、明確にしておきましょう。
不満があるとどうしても感情的になってしまい、職場を変えれば問題が解決すると思い込んでいるケースは意外と多いです。
職場における人間関係、雇用形態、業務内容、通勤エリア、待遇、勤務時間など、不満の原因を突き止めて、日本語教師への転職を通してそれらの不満をどのように解決できるのか、考えてみてください。
長期的な視点で転職を成功させるためにも、日本語教師へ転職した後のキャリアプランを考えておきましょう。
将来のことも考えておかないと、転職から時間が経つにつれてまた不満が出てきて、再び転職ということにもなりかねません。
転職した日本語学校でどのような日本語教師になりたいのか、その先は主任など他の役職を目指したいのかなど、5年後、10年後、20年後の具体的なキャリアをイメージしてみてください。
続いて、新しい職場に求める条件を考えていきますが、これだけは譲れないと思う順に優先順位をつけてみてください。
というのも、自分の希望にぴったり合う日本語学校に転職をするのは、かなり難しいことであるためです。
また、希望条件にこだわりすぎてしまうと、転職先の選択肢が少なくなって、せっかくのチャンスを無駄にしてしまう可能性もあります。
上記の過程で自己分析結果・キャリアプラン・希望条件がはっきりしたら、それらを参考にして自分に合った日本語教師の求人を探していきましょう。
特に希望条件に関しては、優先順位の高い条件を満たす求人を幅広く見ていき、気になる求人を見つけたら、それぞれの日本語学校・教育機関に関する情報収集をしてみてください。
日本語教師の転職に適した求人を探す場合は、日本語教師に特化した求人サイトや転職エージェントを使うと、効率よく探すことができます。
転職エージェントでは、専門のキャリアコンサルタントがしっかりとヒアリングを行った上で、非公開のものを含む求人を紹介してくれるので、転職が初めてという場合でもスムーズに仕事を探せます。
求人サイトに関しては、「日本語教師への転職に適した求人サイト」でおすすめのWEBサイトをいくつか紹介しています。
日本語教師が全国的に不足しているとはいっても、条件のいい求人は競争率が高くなってしまうので、気になる求人があったらすぐに応募することも大切です。
ただし、転職後のミスマッチを防ぐためにも、求人内容を隅々まで確認した上で、採用試験の段階でその日本語学校の雰囲気や、働いているスタッフなどが自分に合いそうかという点も見ておきましょう。
日本語教師の履歴書の書き方については、『日本語教師の履歴書ってどのように書けばいいの?』で解説しています。
日本語教師への転職に適した求人サイトは、以下のようなものがあります。
●日本村(NIHON MURA)
●JEGS International
●日本語オンライン
●日本語教師の集い
●日本語教師募集情報
●公益社団法人日本語教育学会
●日本語教師キャリア
●日本語教師ジョブ
●SenSee Media
これらは日本語教師の求人に特化したWEBサイトですが、Indeed・求人ボックス・スタンバイ・dodaなどの大手求人サイトでも、問題はないでしょう。
日本語教師への転職をする場合にどのような求人があるのか、求人例を2つ紹介します。
<求人1>
勤務地 | 東京都江東区 |
勤務形態 | 常勤講師:1名 非常勤講師:若干名 |
給与 | 常勤講師:330万〜420万円(年俸制) 非常勤講師:1コマ1,850〜2,500円 |
勤務時間 | 平日8:30〜17:30(休憩1時間) |
仕事内容 | 常勤講師:日本語授業・クラス担任・進学指導・イベントの企画運営など 非常勤講師:日本語授業・テストの採点など |
<求人2>
勤務地 | 東京都新宿区 |
勤務形態 | 常勤講師 |
給与 | 初年度は300万〜420万円 |
勤務時間 | 基本的に平日9:00〜18:00(休憩1時間) |
仕事内容 | 日本語授業・授業管理・試験作成・進学指導・イベントの運営など |
そのほかの求人例について知りたい方は、『日本語教師の求人状況は?求人例も紹介』をご覧ください。
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今回は、日本語教師に転職するまでの手順についてお伝えしました。
日本語教師から日本語教師へ転職する場合でも、異業種から日本語教師へ転職する場合でも、満足のいく転職にするために、まずは自己分析を行って現在の職場への不満を明確にし、転職を通して具体的にどうしたいのか、時間をとってゆっくり考えてみましょう。
当サイト「日本語教師ナビ」では、日本語教師に関するさまざまな情報を発信しているので、ぜひ転職活動の情報収集に役立ててください。
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