日本語教師の講座選びなら
BrushUP学び
BrushUP学びは日本語教師養成講座や日本語教育能力検定試験の対策講座など、日本語教師を目指せるスクールの情報をまとめたサイトです。エリア別にまとめて比較でき、とても見やすいです。
日本語学習者からの人気が高まっているプライベートレッスン。 マンツーマンで丁寧な授業が実施され、オンライン授業が主流となっていることから、世界各国から多数の学習者が集まるようになりました。
また、オンラインでのプライベートレッスンは、手軽にかつ気軽に対応できるメリットが大きく取り上げられがちですが、実際のところはどのような状況なのでしょうか?
日本語教師がプライベートレッスンを始めるにあたっての方法やメリット・デメリットについて、詳しく紹介します!
プライベートレッスンは、教師と生徒1対1の個別指導や、生徒数2〜3名の極少数の生徒に対して指導をおこなう、講座やレッスンのことをいいます。
数名〜数十名を対象とするグループレッスンとは異なり、生徒一人ひとりの学習進捗状況を確認しながら、生徒に合わせた授業を構築することが特徴です。
以前のプライベートレッスンは、自宅で教室を開く、またはカフェなどの外部施設でレッスンをおこなうパターンが主でした。
しかし、新型コロナウイルスの発生以降は、対面での授業が難しくなったことから、オンラインレッスンが主流となっています。オンラインだと非対面にはなりますが、日本にいながら海外の日本語学習者と繋がりやすいというメリットがあります。
オンラインでレッスンをするための準備については下記の記事で解説しています。
関連記事:在宅でオンライン日本語教師を目指す方へ〜事前準備や働き方などをご紹介!〜
個人で教室を開業する場合、日本語教師資格は特に必要とされません。ただし、生徒の集客も自力でおこなう必要が出てくるため、アピールポイントや学習者の安心感を考えると、資格があったほうが望ましいといえるでしょう。
仲介サイトを利用する場合や、プライベートレッスンを開講する法人や団体に雇用してもらう場合は、日本語教師資格が必要とされることもあります。
理由としては、教師の質の確保のため、資格保有者に限定、または優先していることが挙げられます。
日本語教師の資格の詳細は、本サイトでも詳しく紹介しています。また、資格講座の詳細は無料の資料請求にてご確認いただけます。
関連記事:日本語教師になるための方法は?
プライベートレッスンのメリットは、大きく以下3つにあるといえるでしょう。
オンラインでのプライベートレッスンは、外部に会場を設ける必要がなく、自宅で気軽に開講できることが特徴です。
会場費用や移動時間がかからないのは、最大のメリットといえます。
個人でプライベートレッスンを開設する場合は、受講料の設定が自由ですので、自分が稼ぎたい金額での設定が可能です。 ただし、自身のスキルに見合わない料金設定は、集客の妨げになりますので、注意が必要です。
オンラインのプライベートレッスンは、国内外、さまざまな国の生徒を対象にすることができます。 指導する日本語レベルも幅広く設定できるため、日本語教師としてスキルアップできることは、大きなメリットの1つでしょう。
デメリットは大きく以下2つが挙げられます。
オンラインでのプライベートレッスンは、手軽である反面、キャンセルされやすいという特徴があります。マンツーマンレッスンのため、対象の生徒が突然キャンセルした場合は、その時間の予定が空いてしまい、なおかつ報酬が得られない可能性があります。
キャンセル規定の設定が重要ですが、厳しい設定にしてしまうと、集客に影響が出るおそれもあるため、慎重な設定をするべきでしょう。
また、キャンセルが発生しないように、生徒と密なコミュニケーションを取る心がけが大事です。
オンラインでのプライベートレッスンは、ネット環境と通信機器の設定が最も重要といえるかもしれません。ネットのスムーズな接続が前提となり、生徒側の通信状況の把握も必須事項です。
強固な通信環境を設営し、トラブルにも対処できるようになるためには、ネットや通信機器の深い知識が必要で、通信機器への投資も高額になることが考えられます。
報酬(受講料)の設定は、プライベートレッスンの開講方法により異なります。
個人で教室を開設する場合
報酬の設定は自由です。
仲介サイトに登録する場合
基本的に報酬の設定は自由ですが、一部報酬が定められた仲介サイトがあります。
プライベートレッスンを開講する法人や団体への雇用の場合
報酬はコマ単位もしくは時給で定められています。
プライベートレッスンの報酬の相場は、1コマあたり、1,300円〜3,000円程度となります。
高い報酬を設定している日本語教師は、
・日本語以外の言語スキルが高い
・日本語教育以外の知識やスキルも高く、併せた指導ができる
など、日本語教育に付加価値をつけた講座を提供しているケースが多くみられます。
報酬の設定に迷った場合は、自身の日本語教育スキルに近い教師の設定報酬などの相場を参考にするとよいでしょう。
以下、プライベートレッスンの募集例を3つ紹介します。 日本語教師の経歴・スキルや、講座の内容、料金などをまとめましたので、ぜひ、参考にしてください。
講師の 経歴・スキル |
・日本語講師養成講座420時間修了 ・ボランティアで日本語でのコミュニケーション練習に参加経験あり |
---|---|
講座内容 |
・日本語会話 ・初級者向け日本語 ・子ども向け日本語 |
料金 | 1,349円/時間 |
開講時間 | 9:00〜19:00 |
参考サイト:Preply
講師の 経歴・スキル |
・日本語教育能力検定合格 ・日本語学校教員経験あり ・英語日常会話 |
---|---|
講座内容 |
・日本語会話 ・日本語文法(中級・上級) ・初級者向け日本語 ・日本語教師育成 |
料金 | 660円〜1,980円/回 ※コースによる |
開講時間 | 7:30〜23:00 他 ※曜日による |
参考サイト:カフェトーク
講師の 経歴・スキル |
・日本語講師養成講座420時間修了 ・英語中級 |
---|---|
講座内容 |
・日本語会話 ・初級者向け日本語 |
料金 | 2,024円/時間 |
開講時間 | 9:00〜22:00 他 ※曜日による |
参考サイト:Preply
日本語教師資格を取得してからプライベートレッスンの開講を考えている場合は、早めの行動が推奨されます。例えば、日本語教師養成講座を受講して資格取得をおこなう場合、半年から1年ほどの時間を要します。
また、日本語教師は2024年4月から国家資格「登録日本語教員」になりました。今後は、登録日本語教員養成機関で課程の受講だけでなく応用試験の合格も必須となるため、その準備や対策も必要となります。
今からでも国家資格に関する情報の収集など準備を始めましょう。
関連記事:日本語教師の国家資格に関する最新情報!
\最大10万円キャッシュバック!/
資料請求で簡単エントリー!
日本語教師の講座の資料請求(無料)
なお、資格取得後、すぐにプライベートレッスンを始めたい場合は、日本語教育の学習のかたわら、トークスキルを磨いておくとよいでしょう。
・オンライン日本語会話のプラットフォームに登録
・YouTubeなどの動画サイトやInstagramなどのSNSのライブ機能
以上のようなツールを活用し、オンラインを介して人と話す経験を身につけておくことをおすすめします。下記の関連記事は、日本語教師養成講座を受講しながらフリートークで講師をしていた受講生の経験談です。
関連記事:三幸日本語教師養成カレッジの修了生にインタビュー!
日本語教師の資格について学べるスクールのパンフレット(無料送付)をご希望の方は、下記の赤いボタンよりお申し込みください。
オンライン授業を開設するために、以下の準備をおこないましょう。
・通信機器とインターネット環境の整備
パソコンの準備とインターネット回線の接続が必須です。カメラやマイクが内臓されていないパソコンを使用する場合は、Web用のカメラやマイク(マイク付きイヤホン)を用意します。
・日本語以外の言語(媒介語)の習得
受講に際しての生徒への案内や、初級の日本語講座を実施するためにも、対象とする生徒の国の言語を習得しておくことが望ましいでしょう。
媒介語の習得は、スムーズな対応が可能になり、生徒の集客がしやすくなるプラスの要素にもなるため、強く推奨されます。
関連記事:在宅日本語教師になるための準備
日本語教師のプライベートレッスンは、手軽に開設できる反面、生徒の集客のために、さまざまな準備が必要になります。
また、プライベートレッスンの場合でも「登録日本語教員」の資格を保持していることで、学習者の信頼度が上がり、幅広く集客することが可能になります。もしまだ資格を持っていない、という方は、今すぐ資格の取得を目指すところから始めましょう!
ぜひ、今回の記事を参考にしながら、準備に取りかかってください!
BrushUP学びは日本語教師養成講座や日本語教育能力検定試験の対策講座など、日本語教師を目指せるスクールの情報をまとめたサイトです。エリア別にまとめて比較でき、とても見やすいです。