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日本語教師の国家資格「登録日本語教員」取得の難易度は、どの方法で資格を取得するかによって変わってきます。
この記事では、登録日本語教員の資格取得の難易度や試験の合格率について解説しますので、資格の取得方法の検討の参考になさってください。後半では資格の目指し方に応じて講座をご紹介します。
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日本語教師は、2024年4月より国家資格「登録日本語教員」になりました。登録日本語教員になるためのルートは、大きく分けて下記の3つです。
登録日本語教員養成機関に通い、課程を修了すると、日本語教員試験の基礎試験(筆記試験)が免除され、応用試験(筆記試験)の合格と実践研修(実習)のみで資格を取得できます。
登録日本語教員養成機関が登録実践研修機関も兼ねている場合は、実質的に実践研修も免除となります。
【養成機関ルート1】登録日本語教員養成機関が登録実践研修機関を兼ねていない場合
【養成機関ルート2】登録日本語教員養成機関が登録実践研修機関を兼ねている場合
文部科学省より「必須の教育内容 50 項目に対応した日本語教員養成課程等」として認定された養成機関で課程を修めると、基礎試験と実践研修が免除されます。
登録日本語教員の設立にあたって設けられた経過措置ルートは、基本的に現職者向けのものですが、ルートCに限っては現時点で未経験でも活用することができます。
ただし、学士(四大卒)以上が対象者です。さらに、令和15年3月31日までの期間限定のルートとなります。
【経過措置ルートC】
関連記事:必須の教育内容50項目とは?
養成機関に通わず、独学で目指すルートです。この場合、日本語教員試験の基礎試験と応用試験という2つの筆記試験に合格し、実践研修を履修することで登録日本語教員を取得できます。
【試験ルート】
関連記事:登録日本語教員の試験(日本語教員試験)とは?最新情報を総まとめ!
関連記事:登録日本語教員の資格取得ルートにはどのようなものがある?
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2024年度(令和6年度)の日本語教員試験は、受験者は合計17,655人、うち合格者は11,051で、全体の合格率は62.6%でした。(経過措置による全試験の免除者も含む)
ルート別の合格率を見ると、基礎試験が免除された経過措置ルートCの合格率は60.8%ですが、基礎試験から受験した試験ルート(独学)の合格率は8.7%と大きな差が出ました。(初年度のため養成機関ルートでの受験者はなし)
さらに試験別に見ても、全体の基礎試験の合格率は9.3%、応用試験の合格率は61.1%で、基礎試験の難易度がかなり高かったことが分かっています。
独学受験者と同じように基礎試験が課された経過措置ルートF(無資格の現職者)の合格率は16.5%で、こちらも低いながらも、試験ルートの倍近い合格率です。
このことから、未経験者が独学で基礎試験から受験した場合、かなり難易度の高い試験となっていることが分かります。
基礎試験合格者の応用試験の合格率は99.7%となっており、基礎試験を突破する実力があれば、ほとんどの場合応用試験も合格できると言えそうです。
一方、基礎試験が免除された受験者の応用試験の合格率は61.0%でした。こちらに関しては、現職者、未経験者関係なく応用試験から受験した場合合格率が下がることが分かります。
そうした意味で、応用試験も決して難易度の低い試験とは言えません。
参考:文部科学省「令和6年度日本語教員試験実施結果をお知らせします」
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試験の合格による資格取得の難易度が高い理由は大きく2つあります。
1つめは、試験の出題範囲が広くて深いことが挙げられます。試験範囲は、「社会・文化・地域」「言語と社会」「言語と心理」「言語と教育」「言語」の5つの区分に分かれ、さらに50個の項目で構成されています。
サンプル問題を見ると、例えば「日本語指導が必要な外国籍の児童生徒が最も多い母語」を答えさせるなど、広範囲にわたる知識が求められていることが分かります。
関連記事:令和7年度日本語教員試験の出題内容及びサンプル問題
関連記事:登録日本語教員の試験(日本語教員試験)とは?最新情報を総まとめ!
2つめは、試験が年1回の開催(2025年時点)であるため、合格のチャンスも年に1回しかないことです。
合格を逃してしまうと、またさらに翌年の試験を受ける必要があり、知識やモチベーションの維持が難しい状況となります。早く着実に資格を取りたい場合は、講座受講の修了で基礎試験が免除される「養成機関ルート」を検討してみましょう。
登録日本語教員養成機関は、下記の関連記事でご紹介しています。
関連記事:登録日本語教員養成機関一覧
また、あくまで独学で「試験ルート」合格を目指したい方や、現職者で応用試験一発合格を目指したい方は、試験対策講座のみ受講するのも手です。
試験の傾向や対策のノウハウを蓄積したスクールでの受講となるため、合格の可能性が一段と高まるほか、養成機関ルートより費用が抑えられるというメリットがあります。
通学講座のほかに通信講座を実施しているスクールもあり、自分のスタイルにあった学習方法の選択が可能ですので、忙しいという方もぜひ検討してみてください。
日本語教員試験対策講座を実施している養成機関の一部をご紹介します。
資格スクール大栄では、名古屋外国語大学名誉教授「坂本正」教授と、名古屋大学名誉教授「鹿島央」教授の2名が監修した「SkiPシステム」を受講できます。重要事項を網羅した本講座では、応用試験の聴解問題などに対応できる実践力を身に付けます。
カナン東京日本語教師養成講座では、通学か、オンラインか選択できる「日本語教員試験 合格対策コース」を実施します。本コースには、講師陣が過去の検定試験の内容を分析した練習問題や解説が含まれています。また、内容と受講形態によって受講パターンが分かれていますので、興味のある方はまず問い合わせてみてください。
これまで日本語教育能力検定試験対策講座で、多くの合格者を輩出してきたアークアカデミー。今年から始まる日本語教員試験対策講座では、基礎固め用の「e-learning教材」、オリジナルの「区分別試験対策教材」、「総合問題」など充実の内容で合格を目指すことができます。
>>アークアカデミー 日本語教員試験対策講座 在宅 ※通信
>>アークアカデミー 日本語教員試験対策講座 スクーリング ※通学
ルネサンス日本語学院の試験対策講座は、オンライン・短期集中型で「必須の教育内容」を総復習できる内容です。試験範囲に苦手科目がある、420時間講座で学んだことを強化したい、といった人におすすめ。
なおルネサンス日本語学院の「日本語教師養成講座(eラーニング)」は、必須の教育内容50項目420時間対応の養成講座として認定されているため、今回の試験対策講座と合わせて受講することで、より効率的に登録日本語教員を目指すことができるでしょう。
>>ルネサンス日本語学院/通信 日本語教員国家試験対策コース
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独学は向いていないと感じている方や、なるべく一度で合格したいという方は、「養成機関ルート」もしくは「経過措置ルートC」がおすすめです。
どちらのルートも、独学では難易度が高い基礎試験が免除されるというのが最大のメリットです。加えて、経過措置ルートCでは実践研修が免除されます。
「養成機関ルート」でも、登録実践研修機関を兼ねている登録日本語教員養成機関であれば、実質実践研修が免除されます。
着実に日本語教師の資格を取得したい方に最適な方法といえるでしょう。
以下に登録日本語教員養成機関(全て登録実践研修機関を兼ねる)の一部をご紹介します。
【登録日本語教員養成機関】
養成機関に通って資格取得を目指す場合は、受講前に各スクールの比較・検討を行いましょう。講座は、日本語教師以外にも各種資格を総合的に扱っているスクールが開講するものと、日本語学校付属のスクールが開講するものがあり、それぞれ特徴が異なります。
・スクールへの通いやすさ
・受講料
・就職サポート
など、さまざまな面から比較して、自分の希望にあうスクール選びをおすすめします。
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※下記は国家資格化前(2024年3月まで)の取得方法です。
まず、日本語教師資格を取得するためには、取得要件を満たす必要があります。
日本語教師の資格取得方法は下記の3つとなります。
1.「日本語教師養成講座」の修了
文化庁に届け出されている420単位時間以上の研修科目が設定された講座を受講する
2.「日本語教育能力検定試験」の合格
公益財団法人日本国際教育支援協会が実施する検定試験に合格する
3.大学で日本語教育を履修
日本語教師養成を実施する大学において日本語教育課程を履修し、所定の単位修得かつ大学を卒業する
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登録日本語教員資格は、独学受験での資格取得の難易度は高く、ルートによって難易度が異なるということがお分かりいただけたかと思います。
日本語教師として幅広く活躍するためには、国家資格を取得しておくことが推奨されます。
自分に適した資格取得方法を検討することが大きなポイントであり、試験の合格を目指す道が険しいと感じた方は、登録日本語教員養成機関の受講を検討するなど、無理なく学習できる環境を整えることが、資格取得の近道といえるでしょう。
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