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日本語教師の履歴書ってどのように書けばいいの?注意するべきことはある?

更新日:2024/08/23

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日本語教師の履歴書ってどのように書けばいいの?注意するべきことはある?
Mikuさん

この記事を書いたのは

Miku
日本語教師養成課程で資格を取得し、日本語の指導歴は7年目。
学生時代はイギリスへの交換留学の経験もあり、卒業後は日本語教師として働きながら、フランスでワーキングホリデー留学と語学留学を経験。
現在はマルタ島在住で主にフリーランスで活動する傍ら、「日本語教師ナビ」のライターを務める。


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「日本語教師の求人に応募しようと思っているんだけど、履歴書ってどう書けばいいの?」

これから日本語教師の仕事を探そうと思っている方で、このように悩んでいる方がいるかもしれません。

今回はそのような方に向けて、日本語教師を目指す上で適切な履歴書の書き方をまとめてみました。

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日本語教師に求められる履歴書

まずは、日本語教師を目指す人に求められる履歴書について解説します。

学習者の立場に立って考えられるか

日本語教師に求められる資質・スキルの1つとして、一人ひとりの学習者の立場に立って考えられるというものがあり、採用選考の段階で重点的にチェックされる場合が多いです。

というのも、日本語を学ぶ学習者は国籍も年齢も多様であり、それぞれ異なるバックグラウンドを持っているからです。

新しく働く日本語教師に採用担当者は、学習者の求めているものをいち早く察知して、質の高い授業を提供することを期待しています。

就職後に役立つスキルや実績があるか

近年では、全国的に日本語教師が不足しているという現状があり、即戦力として活躍してくれる日本語教師を求めている日本語学校が多いです。

そのため、日本語教師として就職後に役立つスキルや実績を持っているか、書類選考でチェックされる可能性があります。

日本語教師として働いた経験がなくても、地域のボランティアや大学のサークル活動などで、日本語教育に携わった経験がある場合は、履歴書でアピールしておいた方がいいかもしれません。

適切な語彙・表現を使用しているか

日本語教師は正しい日本語を教える仕事であるため、履歴書では適切な語彙・表現を使用していることが求められます。 ビジネスの場にふさわしい言葉や敬語を使っているか、提出する前に確認しましょう。

履歴書をメールで送る場合はメールの文も、郵便で送る場合は同封する書類や封筒に記載する文も、しっかりと確認するようにしてください。

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日本語教師の履歴書・書き方9つのポイント

それでは、日本語教師の履歴書を書く際に抑えるべき9つのポイントを説明します。

手書きもしくはパソコンで作成する

履歴書の作成は手書きもしくはパソコンで行いますが、老若男女問わずインターネットが広く普及している最近では、パソコンでの作成が一般的となっています。

パソコンで作成する際には、文字のフォント(明朝体)やサイズ(10.5〜11pt)を統一する、適切な履歴書テンプレートを使用する、履歴書のPDFを送付するなどのポイントに気をつけることも大切です。

板書をする際の文字の読みやすさや書類作成能力を確認するために、敢えて手書きの履歴書を指定する学校もあるので、応募前にそのような条件がないか確認をするようにしましょう。

個人情報を記入する

履歴書の個人情報に関しては、厚生労働省が公開している履歴書の様式例を参考にすると、氏名・生年月日・年齢・性別(任意)・現住所・連絡先(メールアドレスなど)・電話番号を記入する必要があります。

現住所は都道府県から建物名・番地までを、電話番号やメールアドレスはこまめに確認できるものを記入してください。

また、パソコンで作成する場合の氏名の文字サイズは、13〜18ptと少し大きめにすると見やすいです。 履歴書上部にある日付は、提出する日を書いてください。

学歴をまとめる

これまでの学歴は、学歴・職歴欄に記入していきます。 小学校や中学校などの義務教育は記入しなくても問題ないため、高校や大学、専門学校などの学歴を、最終学歴まで時系列に書いていきましょう。

正式な学校名と合わせて、学部・学科・コースなどの情報も記入する必要があります。

入学・卒業をした年については、前述した日付の部分と合わせて和暦か西暦を記入しましょう。指定がなければ、和暦・西暦のどちらを使用しても問題ありません。

職歴を簡潔にまとめる

学歴をまとめたら、その下に職歴を時系列に書いていきます。 職歴が履歴書に収まらない場合は、会社名・職種・働いた期間などの最低限の情報を記入し、「詳細は職務経歴書に記載」などと書いて、別途職務経歴書で詳しく説明しましょう。

学歴と同じように、働いた会社名は正式な名称を記入するようにしてください。 職歴の最後に「現在に至る」、さらにその下の行に「以上」と記入して終わりを示すことも忘れずにしましょう。

資格欄に記入する

履歴書の免許・資格欄には運転免許を先に書いて、その後に取得した資格を記入します。 運転免許を持っている場合は、「取得した免許の種類 取得」と書きましょう。

資格に関しては、各種資格を取得した順番に「資格名 取得もしくは合格」と記載します。

取得予定の資格も記入できるため、日本語教育に関連する資格・試験は積極的に記入しておくと、採用選考でプラスの評価を受けられるかもしれません。

志望動機をアピールする

「志望の動機、特技、好きな学科、アピールポイントなど」という欄に志望動機を記入していきますが、履歴書の中で最も重要な項目なので、気合いを入れて書きましょう。

日本語教師を目指したきっかけや、日本語教師という仕事に対する熱意、その教育機関で働きたいと思った理由、これまでの経験や資格を活かして貢献できることなどをまとめます。

私がタイの日本語学校に応募した際には、大学での日本語教育実習やボランティア体験がきっかけで日本語教師を目指そうと思ったこと、イベントを中心に行って使える日本語を教えようと取り組んでいる教育方針に共感して応募したことを伝えました。

趣味・特技をまとめる

趣味・特技については、特にないからと書かない人がいますが、日本語学校で開催するイベントなどで役に立つと判断される場合があるので、できるだけ記入しておきましょう。

インドア系やアウトドア系、日本語教育に関連するものなど、自分らしさが出るものを書いてみてください。 面接官と共通の趣味・特技があれば、面接試験で話が盛り上がって好印象を与えることができるかもしれません。

必要であれば本人希望記入欄に記入する

履歴書の最後に「本人希望記入欄」がありますが、選択できる勤務地や勤務時間などが求人に書かれている場合は、記入しておきましょう。

特になければ、「貴校の規定に従います」などの譲歩を示す文を添えておいてください。 「特になし」などという書き方をすると、逆にマイナスの印象を与えてしまう可能性があるので、気をつけましょう。

顔写真を追加する

履歴書に貼りつける顔写真ですが、第一印象を左右するため、写真を撮る時の表情(笑いすぎない、強張りすぎない)や、サイズ(縦40mm×横30mmが推奨)などの基本的なルールは守るようにしましょう。

3ヶ月以内に撮影したものを使用し、サングラスや帽子、過度なアクセサリーは外して、背景は青・グレー・白あたりを選ぶようにしてください。

撮影はスピード写真機でも問題ありませんが、志望度の高い学校に向けた履歴書では、写真館でカメラマンに撮ってもらった方が、好印象を与えられる顔写真になるでしょう。

参考:厚生労働省「履歴書様式例」「新たな履歴書の様式例の作成について」

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日本語教師の履歴書を作成する場合に注意することは?

日本語教師の求人に応募する履歴書を作成する場合には、以下のようなポイントに注意してください。

誤字脱字をチェックしてから提出する

前述したように、日本語教師は日本語を教える仕事がメインになるので、履歴書に誤字脱字があれば、大きなマイナスポイントとなってしまいます。履歴書を送る前に、間違いがないかを一字一句確認するようにしましょう。

履歴書を手書きで作成する場合は、一度鉛筆で下書きをしてからボールペンで清書をするとミスを防げます。パソコンで作成する場合は、Wordなどの文章校正機能を使うことで誤字脱字を最小限に抑えることができます。

資格名を間違えないようにする

特に日本語教育・日本語教師に関連する資格は、正式名称を記入するようにしてください。 日本語教師の資格名でよくある間違いが「日本語教師資格」とするものですが、そのような資格は存在しないので注意しましょう。

また、2024年4月から日本語教育機関認定法が施行され、日本語教師の国家資格「登録日本語教員」が始まりました。 そのため、現行の制度と旧制度の違いを理解して、正しい資格名を記入する必要があります。

登録日本語教員に関する新しい制度については、『登録日本語教員とは?』をご覧ください。

書き損じた場合は新たに作成する

履歴書を手書きで作成する際に書き損じた場合は、新たに作成するようにしましょう。 修正液・修正テープでの修正や、消せるペンなどでの作成は、社会人としてのマナーがないと思われてしまう可能性があります。

また、間違えた部分に二重線を引き、訂正印を押すことでも修正はできますが、履歴書の見栄えがあまりよくなく、志望度が低いと捉えられてしまうことがあるので、新たに作成することをおすすめします。

送付状をつける

履歴書を郵送する場合は、パソコンで作成した送付状をつけることも忘れないようにしましょう。送付状は、会社宛に書類を送付する際の挨拶状として、相手に社会人としてのいい印象を与えることができます。

送付状には、応募する学校を宛先にして、自分の住所や名前などの個人情報、挨拶文、求人応募のきっかけ、簡単な自己PR文、面接の機会をお願いする文、同封する書類の内容などを記入しますが、転職サイトなどで公開されているテンプレートを利用すると書きやすいでしょう。

送付状が一番上にくるように書類を並べてクリアファイルに入れ、封筒には「履歴書在中」と書くことも忘れないでください。

簡潔で分かりやすい文章を書くように心がける

日本語学校で働く教師・スタッフは授業に関連する業務で日々忙しく、1つ1つの応募書類を読むのに長い時間をかけられない採用担当者は多いです。

したがって、履歴書に記載する文章は、簡潔で分かりやすいものとなるように心がける必要があります。

志望度の高い学校に向けた自己PRや志望動機は長々と書きたくなってしまいますが、逆に読んでもらえない可能性があるので、採用担当者が魅力的だと思うようなポイントを絞って、読みやすい文を書くようにしましょう。

送付する履歴書のコピーを取っておく

忘れがちですが、手書きで作成する場合は、送付する履歴書のコピーを取っておきましょう。 その理由は、面接に進んだ場合に面接官は送付された履歴書を参考にして、質問をするからです。

もし履歴書で書いた志望動機と違う内容のことを話してしまったら、せっかくの面接の機会が台無しになってしまうかもしれないので、気をつけてください。

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応募する際は職務経歴書も忘れずに提出しよう

日本語教師の求人に応募する際に、これまでに働いた経験がある場合は、職務経歴書も忘れずに提出しましょう。

日本語教育業界での経験が長い場合は、日本語教育の職歴に特化した日本語教育経歴書を作成するのもいいかもしれません。

職務経歴書には、履歴書で書けなかった職歴の詳細として、勤務先や業務内容、業績などを記入します。 職務経歴書を送付する際には、履歴書の下に置いて封筒に入れるようにしてください。

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まとめ

今回は、日本語教師の求人に応募する際の履歴書の書き方についてお伝えしました。

日本語教師は、2024年4月から国家資格となったため、今後認定日本語教育機関で働くためには登録日本語教員になる必要があります。

登録日本語教員の資格取得を検討しているという場合は、当サイト「日本語教師ナビ」で情報を集めてみてはいかがでしょうか。

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