行知学園日本語教師養成講座

それぞれのストーリー。日本語教師を目指した、きっかけとは

更新日:2023/10/11

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それぞれのストーリー。日本語教師を目指した、きっかけとは

日本語教師になった方々のリアルな声をご紹介

日本語教師を目指すきっかけは人それぞれ。日本語教師になった方々は、それぞれどのようなきっかけ、経緯でその道を志すようになったのか、リアルな声をご紹介します。
日本語教師を目指す方々へ参考になれば幸いです。

南島さん

南野さん 2児の母。現在育休中ですが、6年の現場経験があります。
経験者の立場から丁寧に解説します!


日本語を学ぶ生徒の姿に、胸が熱くなりました!

南島さん

南野さん:
私は大学時代にアメリカにホームステイをしたのをきっかけに海外に興味を持ち、バックパッカーとしていろいろな国を旅したりして更に海外へ意識は向いていました。

しかし大学では国語の教育課程をとっていて、卒業後にちょうど要請があったこともあり、地元の中学校の非常勤講師として一年間勤務しました。
その学校の職員室で隣の席だったのが、アメリカ人の英語の先生で、日本が不慣れなことから日本のことや日本語のことについてよく質問されました。
その時に外国人に説明するのは何と難しいことかということを実感し、日本人に国語を教えることと外国人に日本語を教えることは全然違うと感じ、日本語教師はどのように教えているのかということに興味を持ちました。

そこで大学時代の友人が韓国で日本語教師として就職したのを思い出し、思い切って韓国まで会いに行き、彼女の働いている日本語学校で実際の授業を見学させてもらいました。
それまでは日本語教師という職業についてほとんど知識はなく、英語などその国の言葉が堪能でないとできない仕事なのだろうと思い込んでいましたが、韓国の日本語学校で見た授業は全て日本語で行われていたことにまず衝撃を受けました。
そして学生たちが積極的に日本語を発話して、活気に満ちた雰囲気の授業であることに感動しました。私が日本で国語を教えているとき、生徒は中学生で義務教育ということもあると思いますが、勉強したい学生ばかりではなく、どちらかというとこちら側が一方的に教えているようなところもありましたが、韓国の日本語学校へ来ている学生は、日本語を学びたいとお金を払って習いに来ている人達で、授業に対する姿勢と目的が強くあることを感じました。その活気のある雰囲気を見て、こんな環境で教えてみたいと率直に思いました。

そして授業の見学後に時間があった私のために、学生たちが町の観光に付き合ってくれたのですが、その時の会話の中で彼らが日本が大好きで、もっともっと知りたいという気持ちを強く感じて嬉しくなりました。
そんな彼らのために日本語が教えられる日本語教師という職業は何と教師冥利に尽きるものだろうと思い、その時に日本語の教え方を一から学んでみたいと思いました。

それから日本語教師養成講座を受講することを決め、そこで学ぶうちに日本語の奥深さや外国人に日本語を教えることへの興味が増し、日本語教師への思いが深まりました。

「日本語教師養成講座」の一覧はこちら

鈴木さんイメージ

鈴木さん:
私が日本語教師を目指そうと思ったきっかけは、大きく二つです。
自分自身が留学経験があり、今後も海外で働くチャンスを得たいと思ったこと、そして、一生使える資格を持った方が人生を通して有利だと思ったことです。

知人に外国出身の方が多いこともあり、日本語に関する質問を受けることが多かったのですが、うまく答えられずもどかしく思うこともありました。
このような経験を通して、自然と日本語教師への興味が湧きました。日本語教師は、自分自身に日本語をきちんと教えることができるという技術があり、日本語を学びたいという人がいれば、日本に限らずどこでも働くことができます。そして、日本語教師は、人生のいろいろな経験を仕事に活かせる職業であり、何歳であっても続けていくことのできる仕事です。
実際に日本語教師を目指そう!と背中を押したのは、海外でも働けるような資格で、一生続けられる仕事だからというのが大きな理由です。

H.Rさんイメージ

R.H.さん:
もともとは、日本語、日本の文化が好きで、大学の専攻もこれらを中心に勉強していました。
大学在学中にイギリス留学プログラムに参加したことで、今まで国内にしか向いていなかった目が、海外にも向けることができました。
そして、自分が大好きな日本の文化のことを、海外の人にもぜひ知ってほしい、伝えたいと思うようになりました。そして、日本語教師として必要な26単位を大学で取得しました。

T.S.さん:
日本語ボランティアをしていたのが30年近く前のことですが、その当時は、地域に南米の人たちが次々と移住し始めていた時期で、日常生活の中でもスーパーなどで見かけることが増えていました。当時は、自分の子供たちはまだ小さかったのですが、そんな子供たちに懐っこい笑顔を向けてくれる人が多く、その人たちのおおらかな雰囲気に親しみを感じました。
この人たちの身の上を考えてみたら、地元から遠く離れた遠い国、知らない土地にやってきて、言葉や文化の違いがあって苦労も多いだろうな、と想像しましたが、心豊かに逞しく生きている姿をみると、友達になりたいな、なにか手助けしたいな、という気持ちが湧き起りました。
わたしにできることは何かしらと考えたときに、日本という異国で生活するこの人たちのために、最も重要なコミュニケーションツールである「言葉」を教える、そして自分自身もそれを通して仲良くなれたらな、という想いがきっかけでした。

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まとめ 日本語教師を目指すきっかけは人それぞれですね。10人いれば、10通りのストーリーがあるでしょう。
日本語を教えたい、成長する学習者の姿を見届けたい、日本語や日本のカルチャーを他の人にも伝えたい、など純粋に日本語教師としての情熱。
自分自身の人生を切り開いていくツールとしての日本語教師。身近にいる、外国にルーツのある人への手助け。
どのような背景があっても、日本語教師になりたいという想いは共通ですね。

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